素材から考える、リネンミックス or コットンリネン

ストールにはどんな素材があるの?
素材ごとの特徴は?
どうやって使い分ければいいの?

衣類と同じようにストールの素材もさまざまなものが使われています。
色やデザインも大切ですが、それぞれの素材の特徴を知っていると選び方も違ってきます。
また、特徴が違えば、使い心地や使う場面も変わってきます。
特にストールは肌に直接触れるものですから、それぞれの特徴とその効果を知っておくことはとても重要です。

ここでは夏向け素材としてよく耳にするリネンとコットンの良さについて紹介します。

生地や素材の特徴

リネンミックスストールの利点は?

シンプルながら存在感があり、タフでいて繊細な佇まい。一年中、心地よくさらっと巻ける。美しい素材感と適度なハリコシ、程良いボリュームで首元を優しく包みます。

・使い続けることで肌馴染みが良くなり、より快適な着け心地になっていく。
・コットンやシルクに比べると、吸水・吸湿性、発散性に優れている。吸水性はなんと綿の約 4 倍!
・リネン特有のシャリ感が心地よい
・透け感のある薄い生地でとても軽い。その軽さは身につけていることさえ忘れてしまうほど。
・天然繊維の中で最も汚れが落ちやすく洗濯にも強い素材。何度も洗えて、使うたびに柔らかくなっていくので清潔さを保ち、長く使うことができる優れもの。抗菌性、防カビ性にも優れているので雑菌の繁殖を抑えてくれる。一年中清潔で爽やか、匂いを気にすることもありません。
・リネンの繊維の中身が空洞になっていて、空気を多く含むから通気性や保温性に優れている。

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コットンシルクストールの利点は?

糸が非常に細く、透け感のあるなめらかな生地で、たとえようのないやわらかさ。ふわりとソフトな風合いでデリケートな首周りでもチクチクしません。いつでもどこでも快適に身につけることができます。

・しなやかで肌触り抜群。肌が弱い人でも安心して使える素材。
・リネンに比べシワが気になりにくく型崩れにも強い
・夏は涼しく、冬は暖かいという特長があるため、一年中使用できる。
・外では日差しから、室内では冷えから体を守ってくれます。
・大判サイズなのに軽いから持ち運びしやすい。
・構成素材の70%がコットンなので綿は空気を含んでいるので暖かく、暑くなれば中の水分を発散させるので涼しくなります。また、吸湿性が高く電気抵抗が低いので、静電気が発生して不快な思いをすることもありません。素材の30%はシルクなので上質な肌触りと、ひかえめで美しい光沢感、肌に付かず離れずの絶妙な質感になっています。さらに、シルクは紫外線を吸収してくれる働きもあります。外出時の日よけ用としても重宝します。

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リネンミックスとコットンシルクの違い

原料の違い
主に植物の茎からできるリネンと、綿花からできるコットン。リネンミックスはヘリンボーン織で糸が太いのでコットンシルクと比べると少しボリューム感がでます。

肌触りの違い
リネンミックスは糸自体が太い為使い初めは少し硬く感じますが、使い込むうちに柔らかく肌に馴染んできます。コットンシルクは平織りで糸が細くやわらかな質感でストールの中では一番軽い素材です。

速乾性の違い
リネンミックスは非常に通気性の高い素材です。繊維の中が空洞になっているため、乾くのも早いのです。コットンシルクは、リネンほど速乾性が高くありません。水を吸収したあと、蒸発させるのに時間がかかる素材です。

縮み率の違い
リネンの縮み率はおよそ 5 ~ 10% です。対してコットンの縮み率はおよそ 3 ~ 5%です。

リネンミックス / コットンシルクを選んだ理由

A さん:夏のオフィス内など冷房のきいた場所でのちょっとした羽織用にリネンミックスを選びました。硬さのある質感と使えば使うほど肌に馴染むように柔らかくなる風合いの変化を楽しめるのも大きな魅力だと思います。毎日の暮らしに寄り添いながら自分のベストパートナーに育ってくれるストールだと思います。

B さん:ふんわりした肌触りが魅力のコットンシルクを選びました。夏だけではなくて季節が巡っても使える素材が魅力的だと思います。大きめのストールなので、色々なスタイリングに合わせて巻き方を変えて楽しんでいます。これからの時期、暑い夏にもサラッと羽織れます。